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バイクは排気量で保険料が変わる!保険料の仕組みをわかりやすく解説

バイクの排気量で保険料は変わる

この記事でわかること

  • バイクの排気量は保険料に影響し、大きくなるほど高くなる。
  • 保険料算定には排気量の他、運転者の年齢等級も関係する。
  • 排気量と保険料の関係を理解し、適切な保険選択が重要。
  • 保険料節約には早期加入や安全運転が効果的。
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気になるバイクの保険料、排気量との関係は?

バイク保険は自動車の任意保険と同様で1年単位のかけ捨て型損害保険です。
交通事故などが起きず、保険料の支払いが行わなければ翌年には1等級あがることにより保険料が安くなっていきます。

一方で、もしも交通事故などが発生し保険金支払いを受けることになったら、「等級ダウン事故」としてカウントされ、翌年に3等級ダウンする仕組みです。
等級のアップダウンは保険料を大きく左右するものですが、バイク保険の保険料を決定づけるものは等級だけではありません。
実は、バイクの「排気量」も保険料に大きく影響します。

そこで、この記事ではバイク保険の保険料と排気量の関係について紐解きます。ぜひご一読ください。

バイクの排気量とはいったいどんなもの?

バイクに乗車されている方にとっては排気量は身近な存在ですが、これから始めてバイクに乗る方にとってはまだまだ縁遠いものかもしれません。
では、そもそもバイクの排気量とは一体どんなものなのでしょうか。

バイクの排気量とはひと言でまとめると「バイクのパワー」と言えるでしょう。
排気量が大きければ大きいほどエンジンの内部が大きいことを意味し、エンジンのパワーを多く捻出することができます。
つまり、排気量が大きいバイクの方が加速も早いと言うことです。

原付と大型バイクを比べると車体の大きさも全く異なるのは排気量がまるで異なるからなのです。
バイクの排気量は以下のカテゴリーに分けることができます。

1.50cc以下

いわゆる原付バイクのことです。原付バイクの免許があれば乗車することができるので、16歳から乗ることができます。スクーターと呼ばれるタイプもこのカテゴリーです。

2.50cc~125cc以下

原付二輪バイクと呼ばれるものです。運転するためには小型二輪の免許が必要です。原付よりも制限速度の縛りも少ないため、多くのバイク愛好者が小型二輪に乗車しています。

3.125cc~250cc以下

普通自動車二輪が子の排気量に該当します。スピード感のあるバイク車体は自動二輪に多く、バイクユーザーの憧れです。高速車体が魅力ですが車検はありません。維持のしやすさが人気です。

4.256~400cc以下

ここからは車検が必要となる排気量です。スピードも速い車体が多いので、テクニックが必要なバイクも増加します。

5.401cc~750cc以下

この排気量区分からは大型二輪免許が必要となる区分です。重量のある車体が激増するため、ご自身の体型や体力に合ったバイクを選択する必要があります。大型二輪免許はバイクの車体を起こす訓練などもあるので、適正なバイク車選びを免許取得時から意識することが大切です。

6.751cc~

車検も必要な大型バイクで、海外の有名大型車両などがこの区分に該当します。スピードもかなり出る車種が多いので、走行にはテクニックが必要です。

いかがでしょうか、バイクの中にはこのように多種多彩な排気量の区分があり、特徴も大きく異なります。
乗りこなす際には免許の取得が必要な排気量もありますが、その理由は排気量が大きいと運転も難しくなるからです。
車体も大きくなるため、走行にも万が一の転倒時にも対応できるテクニックが必要です。
つまり、「排気量が大きいとバイクの難易度も上がる」のです。

バイクの排気量と保険料の相関関係とは

さて、前記のとおりバイクは排気量が上がると運転の難易度も上がるため、免許の取得も必要となります。
ではこの事実を踏まえると、バイク保険の保険料はどうなるでしょうか。
結論から言うと、排気量がアップすると保険料もアップします。
これはバイクの運転の難易度が上がると事故のリスクも高まると考えるためです。

また、排気量が大きいバイクは車両価格も大きくなる傾向があります。
すると、交通事故後の修理費用も小型のバイクよりかさむため、保険会社としては支払いリスクも高くなると考えます。

このようなポイントから、バイクの排気量が大きいと保険料が上がる仕組みを採用しているのです。
では、バイク保険の保険料では排気量についてどのように扱っているのでしょうか。

バイク保険の保険料に影響する排気量区分とは

バイクの排気量は解説のとおり色んな種類がありますが、バイク保険で保険料を決める際には2つの区分に分けて考えています。

・125cc以下…原付や小型二輪

・125cc~普通自動二輪や大型二輪

任意保険であるバイク保険は、125ccを境目にして2つの区分に分類しています。
125ccを超えるとバイク保険料は一般的に上がります。
車検が必要となるバイクは250cc以上、自賠責保険(強制保険)の保険料区分は3つの区分、などとバイクの区分はいろんな基準があり、混同されやすいため注意が必要です。

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バイク保険料に悩んだら排気量を見直すべき?

バイク保険料は排気量が大きくなるとアップする、と解説しましたがもしもバイクの保険料に悩んだら所有するバイクの排気量を見直すべきなのでしょうか。
バイク保険の保険料は冒頭に少し触れましたが、等級の影響も大きく受けています。交通事故を起こさずに毎年乗り続けることで等級がアップできる仕組みです。

また、バイクの保険料は運転者年齢の条件や補償内容などでも差異が生まれます。
排気量は保険料を決定づける1つの材料に過ぎないのです。
では、バイク保険料をお得にするためにはどうすれば良いでしょうか。

バイク保険料を下げるには、まずは各社のバイク保険を見比べよう

バイク保険が負担となっている場合には、排気量を見直すのではなく以下のような方法で保険料を下げる方法があります。

1.ダイレクト損保(ネット損保)と代理店型損保を見比べる

現在バイク保険に関しては従来の代理店型損保だけではなく、ダイレクト損保と言われるネット通販型の損保も多く参入しています。
一般的には人的コストや店舗コストを削減しているダイレクト損保の方が保険料は安くなっており、スマホで簡単に保険に加入できるため店舗を訪れる必要もありません。
排気量を見直すためにバイクを車両入替するのではなく、加入先の保険会社を見直すことがおすすめです。

2.早期に加入をする

バイク保険の多くは、満期日直前ではなく2か月を切る程度の段階で契約をすることで、「早割」や「早期割引」と呼ばれるような割引制度が用意されています。
いつもよりちょっと早めにバイク保険を加入するだけで、保険料が下がるかもしれません。
大切なバイクを手離すのではなく、加入のタイミングも十分に検討してみましょう。

3.交通事故を起こさないように安全のドライブを

バイク保険が大きく上がってしまう最大の原因は、やはり交通事故の発生です。
交通事故が起きてしまうと等級が3等級ダウンしてしまいます。(1等級の場合もあります)事故が無い場合に上がる等級は1等級ですから、交通事故前の等級に戻るには3年かかってしまう計算です。
つまり、交通事故を起こさない安全のドライブは、バイク保険料を安くする秘訣なのです。

まとめ

さて今回の記事では、バイクの排気量と保険料の関係について詳しく解説しました。
排気量が大きいとどうしても保険料はアップしてしまいますが、バイク保険を決定づけるものは決してそれだけではありません。

毎日の安全ドライブや、保険加入のタイミングなどのちょっとしたコツが保険料を下げることにつながります。
まずは現在お持ちのバイクを大切に運転し、バイク保険の満期のタイミングが来たら保険の見直しを進めてみてはいかがでしょうか。

  • 記事を書いたライター
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岩田アキ

経歴:大手損害保険会社に勤務後、弁護士事務所で秘書として交通事故訴訟の調査に従事

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