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バイク保険に一日保険はない!短期間利用する方法を解説

バイクに一日保険はある?

「友人からバイクを一日だけ借りる予定だけど、一日保険はある?」
「バイクに乗る頻度が少ないから、一日保険で備えたい」

上記のような事情で、一日だけ利用できるワンデイのバイク保険を探している人は多いのではないでしょうか。

バイク保険にワンデイの保険はありません。コンビニをはじめとして販売されているワンデイの保険のほとんどは、友人や家族などの他人が所有する自家用乗用車のみが補償対象です。

短期間だけバイク保険を利用したい場合はどのようにすればいいのでしょうか?本記事では、バイク保険を一日だけ利用したい場合の対処法を解説します。

この記事の要約

  • バイク保険にワンデイ保険は存在せず、短期利用には他の方法が必要である。
  • 所有者の保険利用、ファミリーバイク特約、ドライバー保険、レンタルバイクが代替案である。
  • レンタルバイクでは基本料金に補償が含まれ、他車運転特約も選択肢の一つである。
  • 各方法には補償内容を確認し、事前に了承を得ることが推奨される。
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バイク保険を一日だけ利用したい場合の対処法

ワンデイのバイク保険はありませんが、以下の対処法でバイク保険の一日利用が可能です。

  • ファミリーバイク特約を利用する
  • ドライバー保険を利用する
  • レンタルバイクを利用する
  • 他車運転特約を利用する

バイクの所有者が加入している保険を利用する

バイクの所有者が加入している保険で、万が一に備えることも対処法の1つです。バイク保険には「本人のみ」「本人と配偶者のみ」などのように、運転者を限定する特約がありません。
バイクの所有者が保険に加入していれば、家族または友人からバイクを借りた場合でも、補償を受けられます。

ただし、契約内容によっては、十分な補償を受けられないこともあります。たとえば、借りたバイクに車両保険が付帯されていない場合、事故や転倒でバイクが壊れたときの修理費用は自分で負担しなければなりません。

また、事故により保険金が支払われた場合、加入しているバイク保険の等級が下がります。保険料の負担が増すため、家族または友人に迷惑をかけることになるでしょう。
バイクの所有者の保険を利用したい場合は、事前に補償内容の確認と相手に了承を得るようにしましょう。

ファミリーバイク特約を利用する

借りるバイクが原付の場合、ファミリーバイク特約で補償を受けることをおすすめします。ファミリーバイク特約は自動車保険に付帯できる特約の1つです。

自動車保険の記名被保険者(保険の対象となる車両を主に使う人)とその家族が125cc以下のバイクに乗る際、本契約の自動車保険と同等の対人・対物賠償責任への補償が受けられます。

自分のケガへの補償は、自損傷害型と人身傷害型の2種類から選択可能です。自損傷害型は単独事故の場合のみ、人身傷害型は事故の内容を問わず、補償されます。

また、友人・知人から借りたバイクも、125cc以下であれば補償の対象です。ただし、車両保険は付帯できないため、バイクが壊れたときの修理費用は自己負担になります。
自分自身または家族が自動車保険に加入しており、借りるバイクが原付の場合は、ファミリーバイク特約の利用を検討してみるといいでしょう。

ドライバー保険を利用する

ドライバー保険は、バイクを持っていない人が、友人や別居中の親からバイクを借りるときに利用できる保険です。バイク保険と同様に、対人・対物賠償責任への補償や自分のケガへの補償などを受けられます。

等級制度を適用している点も特徴の1つです。保険期間中に無事故だった場合、次回の契約から保険料が安くなります。
注意点として、車両保険が付帯されていないことが挙げられます。事故や転倒で借りたバイクに損害が生じた際は、修理費用は自分で払わなければなりません。

また、バイク保険と違い、ロードサービスが付帯されていません。道中でバイクが故障した際、レッカーサービスや応急処置などのサービスは受けられないため注意しましょう。

ドライバー保険は基本的に1年契約のため、年に数回しか乗らない場合は割高になります。友人・知人からバイクを借りる頻度が多い人におすすめです。

レンタルバイクを利用する

保険への加入だけでなく、レンタルバイクの利用でも万が一の事故に備えることが可能です。レンタルバイクの基本料金には、自賠責保険に加え、任意のバイク保険による補償も含まれています。

事故により賠償責任の発生やケガをしてしまった場合も、通常のバイク保険と同じ補償を受けられます。車両補償の付帯も可能です。事故や転倒によりバイクに損害が出てしまった際は免責金を超える金額が補償されます。

また、レッカーサービスや応急修理、帰宅費用・宿泊費用の補償などのロードサービスも利用可能です。別途、保険加入の手続きをすることなく、充実した補償を受けられるのが特徴です。
ただし、補償内容はレンタルバイク店ごとに異なります。利用する際は、レンタルバイク店で補償内容の確認をしましょう。

他車運転特約を利用する

自分のバイクを所有しており、バイク保険に加入している場合は他車運転特約を付帯することで対処できます。他車運転特約は、友人や別居している家族などから借りたバイクで事故を起こしたとき、自分のバイク保険の補償を受けられる特約です。

対人・対物の賠償責任が生じても、自分の保険を優先して利用できます。また、車両保険を付帯している場合は、バイクの修理費用も自分の保険から補償を受けられます。

補償を受けるには、借りるバイクと契約中のバイクが同じ用途車種でなければなりません。自分のバイクが二輪車のとき、借りるバイクは二輪車の場合に限り補償対象となります。なお、借りたバイクはロードサービスの提供対象外のため注意しましょう。
友人や別居している親からバイクを借りる予定のバイク保険加入者は、他車運転特約の利用がおすすめです。

まとめ

本記事では、バイク保険を一日だけ利用する方法を解説しました。一日だけ利用可能なワンデイのバイク保険はありません。
一日だけ保険を利用したい場合は、バイク所有者の保険やドライバー保険、ファミリーバイク特約、他車運転特約を活用する必要があります。

また、家族や友人から借りず、レンタルバイクを利用する方法もあります。
一日だけバイク保険を利用したい場合、上記の中で自分にあった方法で万が一の事故やケガに備えましょう。

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  • 記事を書いたライター
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内田雄介

大学院修士課程を修了後、化学メーカーに研究開発職として2年勤務→退職・webライター 資産運用をはじめとしたお金に関する知識を勉強・実践しています。2021年9月からつみたてNISAの運用、2023年4月からiDeCoの運用を始め、現在も継続中。所有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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