- バイクを持っているけど盗難されるのが不安
- バイクを買うけど何の保険に入れば良いのか分からない
- バイクの盗難保険について聞きたい
この記事を読むことで、上記のような悩みや疑問を解決できます。
これからバイクを購入する方や、既にバイクを購入済みで盗難に対して不安を抱く方は多いでしょう。
乗り物の中でもバイクは小さく盗難リスクが高いため、万が一のために対策をしておく必要があります。
そこで本記事では、バイクの盗難保険について解説しました。必要性や金額、加入率などの情報をまとめているので、是非最後までご覧ください。
この記事の要約
- バイクの盗難保険は盗難時の補償を提供するものであり、通常のバイク保険や車両保険には盗難補償が含まれていない。
- 盗難保険は保険会社から、盗難補償はメーカーから提供される。
- 新車購入者や価値の高いバイク、小型バイクの所有者は盗難保険加入を推奨。
- 盗難保険の相場は月額3000円~5000円で、各社のプランを比較して選ぶべきである。
バイクの盗難保険とは?
バイクの盗難保険とは、バイクが盗難に遭った際の保険・補償になります。
加入義務のあるバイク保険は、事故にあった際の保険・補償になるため、盗難に遭ったとしても保険・補償を受けることはできません。
またバイクの車両保険に関しても、基本的には盗難による補償はないものが多いです。
バイクの保険・補償については、大きく「盗難保険」「盗難補償」の2つに分けられます。
盗難保険はメーカーや購入場所を問わず、保険会社の保険内容を比較して自分で入りましょう。ネット申し込みなどで簡単に入会することが可能です。
盗難補償は購入先のメーカーで入会する必要があります。
- Honda Dream 盗難補償クラブ
- ヤマハ モーターサイクル
- スズキ盗難補償サービス
- カワサキライダーズクラブKAZE「KAZE盗難補償制度」
上記のように、メーカーそれぞれで盗難補償が用意されているので、必要であると感じるなら入会しておくことをおすすめします。
盗難のリスクに不安を抱いている方は、盗難保険・盗難補償に入っておきましょう。
バイク保険には盗難の補償はある?
任意で加入できるバイク保険は、契約内容によって盗難補償があるのか変わります。
盗難補償があるバイク保険に加入すれば、盗難されても補償を受けることが可能です。
バイク保険によっては、事故による破損の補償しか対応していないものも少なくありません。
バイクの盗難に関する不安を抱いている方でバイク保険に加入する方は、補償内容を確認しておきましょう。
バイクの盗難保険に入るべき人
それでは、どのような方がバイクの盗難保険に入るべき人なのかについて解説していきます。
新車のバイクを購入した
新車のバイクを購入した人は、走行距離が短く傷や汚れなどもないため転売目的で盗難に遭う可能性が高くなります。
- 既に何年も乗っていて見た目も汚れているバイク
- 美品で傷や汚れがないバイク
上記であれば、②のバイクの方が明らかに高く売ることができるため、転売目的の盗難の標的になりやすいです。
これからバイクを購入する方は、できるだけ盗難保険に入っておくことをおすすめします。
乗っているバイクの価値が高い
乗っているバイクの価値が高いのであれば、転売目的による盗難のリスクが非常に高くなります。
転売目的でバイトを盗難する場合、基本的には人気車種で売れる価格が高いものを盗難するのが一般的です。
基本的に転売目的の人は売れるバイクなどを把握して盗難しているので、必ず盗難された時の対策として保険に入っておくことをおすすめします。
小型バイクに乗っている
小型バイクはトラックなどで簡単に持ち運びができるため、盗難されやすくなっています。
原付バイクなどは利用用途も多いため、自転車と同じくらい気軽に盗まれることもあるようです。
大型バイクだと価値が高くても持ち運びが難しいため、盗難されるリスクは低くなります。
特に小型バイクで価値が高いものに乗っている場合は、盗難のリスクが非常に高いので盗難保険に入りましょう。
ローンが残っている
ローンが残っている状態で盗難に遭ってしまうと、ローンの返済をしながらバイクに乗れない生活になります。
盗難されたバイクのローンを支払いながら新しいバイクの支払いができるのであれば問題ありませんが、かなりの出費になるので難しいでしょう。
盗難保険に入っておけば、盗難されたとしても保険金でローンを返して新しいバイクを購入することが可能です。
盗難に遭ったとしてもローンの支払いは残るので、せめてローンの返済が終わるまでは盗難保険に加入しておくことをおすすめします。
バイクの使用頻度が多い
バイクの使用頻度が高い人は、盗難に遭うと生活に支障が出るので盗難保険に加入しておくことをおすすめします。
盗難されてもすぐに新しいバイクを購入できるほどの金銭的な余裕があるなら保険に加入しないのも選択肢の1つですが、保険に加入しておいた方が盗難に遭った際に安心できるでしょう。
また使用頻度が多い方が盗難のリスクは高くなるのも、盗難保険に加入しておくべき理由の1つになります。
バイクが取られやすい場所に置いている
バイクが盗まれやすい場所に置いているのであれば、盗難保険に加入しておくことをおすすめします。
基本的にバイクが盗まれる場所は、住宅が最も多いです。
例えば住宅の駐車場がフェンスなどで覆われているのであれば、盗難されるリスクは低いでしょう。
他にもオートロックなどで住人しか入ることができない場所にバイクを置ける場合は、盗難されるリスクが低いです。
逆に誰でも入ることができる駐車場にバイクを止めている場合は、バイクが取られやすいので注意が必要になります。
バイクが盗まれやすい場所に駐車しているのであれば、盗難保険に入っておきましょう。
バイクの盗難保険に入る際の注意点
今までの記事を読んで、バイクの盗難保険に入るべきなのか検討している方も多いでしょう。
そこで、バイクの盗難保険に入る際の注意点について解説します。
そもそも盗難されないように対策する
そもそもバイクが盗難されないように対策しましょう。
- ワイヤーロック/チェーンロック
- バイクアラーム
- U字ロック
- ディスクロック
- バイクカバー
上記のような商品を使えば、バイクの盗難防止に役立ちます。
他にも人通りが少ない場所にバイクを置かないなど、盗難されないための対策を検討しましょう。
補償対象外のケースがある
バイクの盗難保険に加入したとしても、補償対象外になるケースがあるので注意が必要です。
- 警察に盗難届が出されていない
- 契約者の故意/重大な過失で盗難被害に遭った場合
- 地震/津波などの天災で盗難された場合
主に上記のようなケースは、盗難されたとしても保険が適用されません。
例えばバイクの鍵を付けっぱなしにしている人は、重大な過失と判断されて保険がおりない可能性があります。
どのようなケースで盗難保険の補償対象外になるのかは、契約している保険会社によって事前に確認しましょう。
保険会社を比較する
盗難保険は保険会社によって補償内容が大きく異なるため、保険会社を比較するようにしましょう。
いくつかの保険会社を比較することで、自分に合うプランを見つけることが可能です。
適当に保険会社を選んで加入した後に、他の保険会社のプランが良かったと後悔するケースは少なくありません。
できるだけ気になる保険会社を比較して、自分に合うプランを見つけましょう。
盗難されたらすぐに警察に被害届を出す
バイクの盗難被害に遭ってしまったら、すぐに警察に被害届を提出するようにしましょう。
多くの保険会社は被害届を提出していなければ、保険対象外になるので注意が必要です。
また盗難被害から○○日以内に被害届を出さなければ保険対象外になると規約を決めている保険会社も少なくありません。
基本的に盗難被害に遭ったら、バイクを探す前に被害届を出して対処するようにしましょう。
バイクの盗難保険はいくら必要なの?
バイクの盗難保険の保険料は、相場で3000円〜5000円程度になります。
盗難以外にも事故の際にバイクが半壊・全壊した際に保険が降りるプランにすると費用が高くなります。
基本的に盗難保険だけだと3000円〜5000円程度で、そのほかにオプションのプランを付けると費用が高くなると覚えておきましょう。
また保険金額だけで加盟する保険を決めるのは注意が必要です。
保険金額が安い場合、保険の内容があまり充実していない可能性があります。
もちろん保険金額が高ければ良いというわけではないので、費用対効果を考慮してどのプランに加入するのか検討しましょう。
まとめ
本記事では、バイクの盗難保険について解説しました。
- 新車のバイクを購入した
- 乗っているバイクの価値が高い
- 小型バイクを乗っている
- ローンが残っている
- バイクの使用頻度が多い
- バイクが取られやすい場所に置いている
上記に当てはまっている人は、バイクの盗難保険に加入することをおすすめします。
盗難保険の内容は保険会社によって異なるので、できるだけ比較して検討するようにしましょう。
保険会社のプランによって保険内容が異なるため、いくつかの保険会社を比較することで自分に合う保険会社を見つけることが可能です。