免責

バイク保険における「免責」とは

バイク保険における「免責」とは、一定金額以下の小損害について契約者または被保険者が自己負担するものとして設定する金額のことをいいます。設定された免責金額に達しない損害額の場合は契約者の自己負担となりますが、免責金額を超える損害については、保険金から免責金額を差し引いた金額が支払われます。

免責は、保険料の節約や、自己負担分を意識することで運転を慎重に行うなどの効果が期待できます。しかし、免責金額を大きく設定すると、自己負担額が大きくなり、保険のメリットが薄れる可能性があります。

バイク保険における免責は、以下の3種類に分けられます。

対人・対物賠償保険の免責

対人・対物賠償保険は、バイク事故により他者を死傷させた場合や、他者の財物を損壊した場合に、法律上の損害賠償責任を補償する保険です。免責金額を設定すると、対人賠償保険の支払い限度額から免責金額を差し引いた金額が支払われます。
対物賠償保険の免責金額を設定すると、対物賠償保険の支払い限度額から免責金額を差し引いた金額が支払われます。

車両保険の免責

車両保険は、バイク事故により自車が損害を受けた場合に、修理費用や代替費用を補償する保険です。免責金額を設定すると、車両保険の支払い限度額から免責金額を差し引いた金額が支払われます。

ロードサービス特約の免責

ロードサービス特約は、バイクの故障や事故などの際に、レッカーや修理などのサービスを提供する特約です。免責金額を設定すると、ロードサービス特約の支払い限度額から免責金額を差し引いた金額が支払われます。

バイク保険の免責設定時の注意点

バイク保険の免責を設定する場合、以下の点に注意が必要です。

• 免責金額が大きすぎると、自己負担額が大きくなり、保険のメリットが薄れる。
• 免責金額を設定すると、保険料が安くなる。
• 免責金額を設定しても、全損の場合は保険金が支払われる。

バイク保険の免責は、保険料の節約や、自己負担分を意識することで運転を慎重に行うなどの効果が期待できます。しかし、免責金額を大きく設定すると、自己負担額が大きくなり、保険のメリットが薄れる可能性があります。バイク保険の免責を設定する場合は、上記の点に注意して、自分に合った保険を選ぶことが大切です。