バイクの改造と保険の適用
バイクを改造する場合、保険の適用に影響が出る場合があります。
改造の種類による影響
バイクの改造は、大きく分けて「合法改造」と「違法改造(不法改造)」の2つに分けられます。
合法改造
合法改造とは、保安基準に適合した改造のことです。合法改造は、車検に合格している子Tが1つの目安となるでしょう。車検を通過している場合、任意保険の適用に影響はありません。ただし、加入後に違法な改造を行った場合、事故時の支払いにトラブルが起きる可能性があります。
違法改造
違法改造とは、保安基準に適合しない改造のことです。違法改造は、車検に通らないカスタムの状態を意味し、任意保険の加入ができません。
改造の内容による影響
合法改造でも、改造の内容によっては、保険の適用に影響が出る場合があります。たとえば、以下の改造は、構造変更申請が必要でありバイク保険の加入に影響を与える可能性があります。
- エンジンや排気量の変更
- 車体やフレームの変更
- ブレーキやサスペンションの変更
- ライトやウインカーなどの変更
これらの改造は、バイク本来の構造に大きな変化を加えており、安全性の観点から保険会社によっては、引き受けできません。また、加入後にバイクを改造した場合は、必ず保険会社に告知する必要があります。告知を怠ると、保険金が支払われないなどのトラブルにつながる可能性があります。
保険会社への告知は、電話やインターネットで行うことができます。告知する際には、改造の内容や、保安基準に適合しているかなどの情報を、正確に伝えるようにしましょう。
保険の見直し
バイクを改造した場合は、特約も含めて保険の見直しも検討しましょう。
ただし、違法改造は保険の継続ができません。合法的なカスタムを行う前に、現在加入している保険に引き続き加入できるのか、確認されることがおすすめです。
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まとめ
バイクを改造する場合は、現在加入しているバイクに影響が出る可能性があることを理解しておきましょう。保険加入に影響を与える可能性がある改造を行う場合、事前に保険会社に確認されることがおすすめです。