バイクは自動車と比較すると事故率が高いことから、バイクに乗車される以上、身の安全や車体を守るためにも任意保険であるバイク保険への加入が推奨されています。
バイク保険の加入の際には自動車保険と同様に「年齢条件」を決めることができます。
バイクを運転される方の年齢を制限することで保険料を節約する方法です。
一般的には以下のような区分で年齢条件が制限されています。
- 全年齢
- 21歳以上
- 26歳以上
- 30歳以上
(保険会社によって年齢条件は若干異なり、30歳以上の区分はないバイク保険もあります。)
年齢条件が上がれば上がるほど、保険料は安くなります。
しかし、仮に26歳以上の年齢条件に設定し、18歳の方が運転して事故を起こしてしまったら、保険金の支払い対象にはなりません。
運転される方のうち、最も若い方の年齢で加入しておく必要があります。
バイク保険の年齢条件は後から変更できる
バイク保険の年齢制限を設定してしまうと、該当しない年齢の方は補償から外れることになります。
しかし、年齢条件は適宜変更をすることが可能です。
保険期間の途中で「異動」と呼ばれる変更手続きを保険会社側に申告すれば、いつでも変更することができます。
申告しなければ、年齢条件が自動で反映されることはないため注意が必要です。
年齢条件は保険料を大きく左右する要素の1つのため、適宜見直していくことがおすすめです。
バイク保険によっては若年層が加入できない場合も
原付や小型普通二輪などは16歳から運転免許証を取得できることもあり、自動車よりも手軽に運転できることから若年層のライダーも多くなっています。
しかし、若年層のライダーは事故を起こす可能性が高いため、一部のバイク保険については加入できない場合があります。
ある保険会社のバイク保険は加入に年齢制限を設けており、被保険者が申し込み時点で25歳以上でなければ加入することができません。
このようにバイク保険には年齢によっては加入できない商品もあるので注意が必要です。
また、未成年者のバイク保険加入には親権者の同意を求められることが基本です。
しかし、一部の保険会社では婚姻されている場合や勤務実態が把握できている場合には親権者の同意は不要とされています。
未成年のバイク保険加入には細やかな制限があるため、加入前のご確認がおすすめです。