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保険会社を乗り換えたらバイク保険の等級はどうなる?ベストなタイミングについても解説

保険会社を乗り換えたら等級はどうなる?

この記事でわかること

  • バイク保険の乗り換えは満期日、車両変更、事故発生がベストタイミング。
  • 満期日が最も適切で、等級アップを損なわずに乗り換え可能。
  • 車両変更や事故後も満期日に合わせるのが理想的。
  • 他社がお得な場合は等級を考慮しつつ乗り換え検討。
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バイク保険の乗り換えにはタイミングがある?

バイク保険は自動車保険と同様に任意保険の保険商品として販売されており、大手損害保険会社やダイレクト系損保、各社共済などが販売しています。
1年単位の契約が基本となっていますが、現在のバイク保険から別の会社への乗り換えを検討する場合には、いつ乗り換えを実施するべきでしょうか。
今回はバイク保険の「乗り換え」に焦点を当てて詳しく解説します。

バイク保険の乗り換えには3つのタイミングがある!

バイク保険を現在の契約から他社へと乗り換える場合には、以下の3つのタイミングがありますので早速個別にご紹介しましょう。

満期日は切り替えるベストタイミング

バイク保険を他社に乗り換える場合には「満期日」を起点に契約を乗り換えることがおすすめです。
特にバイク保険の場合には等級が影響しており、早く切り替えをやり過ぎると等級が上がるタイミングがずれてしまい損をしてしまうのです。

その仕組みとは以下のとおりです。

(例) バイク保険の満期日は7月1日である。
バイク保険の乗り換えを前倒しし、6月1日にする→次年度の等級が上がるのは7月1日ではなく翌年の6月1日となってしまうため、等級アップを約1年も損をしてしまう。

上記のような契約の場合には、あと1か月待った後にバイク保険を切り替えれば等級がアップできます。
次年度の契約をお得な等級で契約するためにもベストなタイミングは満期日、つまり等級がアップするタイミングなのです。

等級ダウンがある場合は乗り換え時に等級を下げて新契約へと乗り換えが必要となっているので、やはり等級ダウン事故がある場合も理想の乗り換えタイミングは「満期日」と言えるでしょう。
等級をごまかして契約をしても、等級継承に関しては各社が情報を共有しているので契約の修正が必要となります。

運転年齢条件などの変更がある場合

等級アップを考えると理想の契約乗り換えは「満期日」なのですが、運転年齢の条件を大幅に変えるなど、バイク保険の契約期間中に補償内容や加入条件を見直す場合もあるでしょう。
保険内容によっては大幅に追加の異動保険料が求められるため、等級のことも踏まえつつ違う会社への乗り換えも検討してみましょう。

満期日にバイク保険を違う会社へ引き継ぐ場合には「解約」の手続きは不要なのですが、保険期間中に他社へ乗り換えをする場合には「解約」を現在の加入先保険会社へ伝える必要があります。
満期日よりも事務手続きが多く発生することも踏まえて十分に検討をしましょう。注意点としては以下のとおりです。

  • 現在のバイク保険加入先に解約日を伝える必要がある。保険料を一括払にしている場合は解約返戻金が生じる。
  • 解約日と新規のバイク保険加入日は等級継承の関係上7日以内に手続きを継承している必要がある。バイクに乗車している場合には無保険期間が生じないように原則として解約日と新規加入日は同日。

大幅にお得なバイク保険契約が見つかったら

バイク保険料は自賠責保険とは異なり各保険会社によって大きな開きがあります。
もしも現在の加入とは別のバイク保険が大変お得な内容だった場合には乗り換えを検討しても良いかもしれません。
この場合、等級の視点も踏まえてから乗り換えを検討することが重要です。
保険期間の途中であっても乗り換え自体には問題がないので、見積もりを取得し十分に検討をした上で決断しましょう。

バイク保険の乗り換えの時系列で見てみよう

では、バイク保険を実際に乗り換える場合には、どんな手続きが必要となるでしょうか。
ここからは「満期日に他社へと乗り換える」ことを前提にバイク保険の乗り換え手続きを解説します。

1.比較サイトを使ってバイク保険を見比べよう

バイク保険は各損害保険会社や共済から販売されていますが、その一部は比較サイトを活用すればパソコンやスマホ上で容易に比較することができます。
カタログを見る感覚で保険商品を選ぶことができるのです。

見積もりを依頼するとご自身のバイクの車体や補償内容を入力することで保険料もわかります。
ダイレクト系損保を中心に比較することができますので、他社のバイク保険も気になる場合には最寄りの代理店でダイレクト系損保以外の保険商品も見積もりをしてみると良いでしょう。

2.満期日に合わせて新規のバイク保険を契約

新規の加入先のバイク保険を決めたら、手続きに入ります。
ダイレクト損保の場合はネットやスマホ上で手続きがすべて完了します。
ダイレクト損保の場合は早割りと呼ばれる割引や証券未発行の割引、インターネット割引などさまざまな種類の割引が用意されています。

基本的に各社とも早めの契約をすることでお得な特典や割引を用意しているので、見積もりや契約は満期日の近くではなく、2か月前程度を目安に加入を検討することがおすすめです。(※1)
※1 バイク保険の多くは早めに契約をすることで割引が適用されます。
目安として、満期日の60日~40日程度前に「早割」などの名称で割引サービスが提供されているのです。
適用条件に関しては各保険会社によって異なるため注意しましょう。

3.満期で契約を終える保険会社へ連絡

満期日以降契約を継続しないバイク保険に関しては、継続が無い旨を伝えましょう。
代理店の場合は営業時、ダイレクト損保の場合は継続依頼の電話やメールへの返信でOKです。
満期日で他社への乗り換えを行う場合には解約の手続きは不要です。

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こんな時はバイク保険の乗り換えはどうするべき?

バイク保険を他社へと乗り換える場合には、満期日にタイミングを合わせて乗り換えることをおすすめしてきました。
では、次のようなケースでは乗り換えのタイミングはどうするべきでしょうか。多くの人が悩まれる事例を基に解説いたします。

バイクの車両入替を行ったタイミング

バイク保険に加入中に車両入替を行う方もいらっしゃるでしょう。
保険期間中にバイク車体が変わった場合は、通常「異動」と呼ばれる保険内容の変更手続きを行います。
現在乗っているバイクよりも小型化する場合、保険料は減額されることになります。
逆に、車両が大型化する場合には保険料は追徴されます。
このタイミングはバイク保険の乗り換えを検討すべきでしょうか。
結論から言うと、等級継承を考えると乗り換えは満期日まで見送ることがおすすめです。
しかし、満期日までまだ1年近くあり、他社の方が大幅に安い場合には他社への乗り換えを検討する余地もあるでしょう。
なお、バイク保険は4輪の自動車との車両入替はできないので注意しましょう。

交通事故が発生したタイミング

バイク保険を見直す際には交通事故が起きた後に他社への乗り換えを考える人もいるでしょう。
例として、保険会社との相性が良くなかった、事故処理の方針が合わなかったなどの理由が考えられます。
また、交通事故は等級ダウンにつながるため、代理店型のバイク保険からダイレクト損保への見直しを考える人もいるでしょう。
等級ダウンは既出のとおり、満期日よりも前に他社へ乗り換えるタイミングで早めにダウンしてしまうため、こちらのケースも満期日での切り替えが理想です。
しかし、交通事故が起きても軽微な内容であり加入先の任意保険会社からの支払いを使わない場合には等級はダウンしません。
加えて、交通事故後に解決に時間を要し、他社へと契約自体は乗り換えたとしても事故処理は継続して前契約の任意保険会社が行ってくれますので乗り換えができないという心配は不要です。

オススメの記事

【乗り換え手順】について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい。
バイク保険の乗り換え手順!今すぐできる簡単ステップ

まとめ

今回はバイク保険の乗り換えのタイミングについて、さまざまな方向から解説を行いました。
バイク保険は各社が魅力的な補償内容や保険料で商品を展開しており、現在の加入先から目移りをすることも多いでしょう。
基本的には満期日を境目に乗り換えをすることがおすすめですが、保険期間中であっても乗り換え自体は可能です。
十分に検討の上決めましょう。

  • 記事を書いたライター
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岩田アキ

経歴:大手損害保険会社に勤務後、弁護士事務所で秘書として交通事故訴訟の調査に従事

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